友人の新築祝いに贈るのは現金か品物か?またその相場金額は?




友人が新居を購入した場合、新築祝いをする事も少なくありません。

しかし、現金が良いのか、品物が良いのかも迷いますし、またその金額の相場も分からず多くの方が悩まれれます。
また贈るタイミングや贈り方についてもどうすべきか迷う事ばかりでしょう。

本記事では、そうした疑問について考えてみたいと思います。

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友人の新築祝いの贈り方

友人の場合の新築祝いの金額の相場はどの程度か?

新築祝いでも、贈る相手によって金額の相場は異なります。

友人の場合は、5000円から10000円が一般的には相場と言われています。

しかし、同じ友人でも親交の深さや、その友人にお世話になっているか等の点も考慮して額を決められるといでしょう。

新築祝いを贈るタイミングはいつ?

新築祝いを贈るタイミングは意外と重要です。

多くの方は、新居に引っ越してすぐの方が誠意が示せて良いと考えがちですが、これは誤りと言えます。
引っ越し早々はバタバタしていてなかなか落ち着きません。

従って、引っ越して1週間後以降に贈るのが良いと言えます。しかし遅くなりすぎても間延びがしますので、引っ越し後1か月以内には贈った方が良いと言えるでしょう。
友人が、新築披露として自宅に招待してくれる場合には、訪問時に直接手渡しても良いでしょう。

贈るのは現金か品物かいずれが良いのか?

これも中々難しい事項と言えます。

自分がもらう立場に立てば、新居に移って欲しい品物がもらえれば良いですが、余り必要ないものは気持ちはありがたくても、ちょっと残念な気もしますね。

色々な考え方はあるでしょうが、新築祝いのリクエストを気さくに聞ける友人なら必要なものを聞いた上で、その品物を贈るのが喜ばれます。

しかし聞きにくい友人や、聞いたけれど欲しい品物のリクエストがない場合には、現金や商品券の方が良いとも言えます。
新居に引っ越す時には、何かと物入なため、無駄な品物を贈るくらいなら現金の方が喜ばれるとも考えられるからです。

現金を贈る場合の注意事項は?

金額は先に記した様に、友人の付き合いの深さに応じて、5000円か、10000円とすれば良いのですが、渡す時の祝儀袋・熨斗と表書きには注意が必要です。

結婚式や快気祝いの場合には熨斗は結び切りの水引が使用されます。この結び切りと言うのは、何度もあってはいけない祝い事に使用されるものです。

築祝いは何度あっても良いので、熨斗は紅白の蝶結びを使うべきなのです。分からなければ、デパート等で係の方に聞いて購入されると良いでしょう。

祝儀袋の表書きは、祝御新築、御新築御祝などとしますが、新築マンションを購入された方に贈る場合には、新居御祝とすれば良いでしょう。
また中古住宅を購入して移られる場合には、御引越御祝とするのがマナーに適っていると言えます。
品物が思い浮かばず、また現金は生々しすぎてどうかなと思われる場合には、商品券とされるのも良いでしょう。

この場合、デパートの商品券よりクレジット系の商品券の方が使用できる店が多く、喜ばれます。

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新築祝いに向いている品物とは?

先に記載した様に、先方の友人にリクエストするのがベターですが、それも出来ず、また現金には抵抗があると言う方は、下記のような品物を贈られるのがお勧めです。

1.鉢植えの花や実のなる植物や観葉植物
新居にはちょっとした植物を飾りたいと考える方が少なくない事から、新築祝いの品物としては鉢植えの花やインテリアに合った観葉植物が定番となっています。
庭のある新居なら、その場所に根づいて幸せになる願いを込めて実のなる小さな樹木の植木を贈るのも良いと言えるでしょう。
ただし相手の友人が、植物に関心がなく世話など苦手だと言う場合には迷惑がられるので、避けて他の品物を選択されるのがお勧めです。

2.いくらあっても困らない生活必需品
洗剤やタオルと言った生活必需品は、いくらあっても困るものではないので、これを選択するのも1つの方法です。
しかし最近では洗剤や柔軟剤等でも種類が増え、洗濯後の残り香に拘りを持つ方も増えています。こうした拘りがありそうな友人の場合には少し注意が必要と言えます。

3.シンプルでインテリア性もある実用品
新居に移ると同時に、必要性の高い傘立てやダストボックスを新しくしたいと考える方が多いものです。こうした実用性がありインテリアとしても喜ばれる品物を選定するのも良いでしょう。
ただし個人の好みもあり、全体のインテリアとの調和が取りにくいものではなく、シンプルでどんなテイストに部屋をまとめ上げてもマッチできるものとするのがポイントと言えるでしょう。

新築祝いに贈ってはいけない品物とは?

新築祝いに贈る品物として先に記載しましたが、それ以外にも相手の好みや必要性が把握できている友人には、余り拘らずに必要であろう品物を贈るのも良い方法と言えます。
しかし、そんな中でも贈ってはいけない品物がありますので、この点だけは注意する必要があります。以下にその避けるべき品物を記載します。

1.火を連想させる品物
火を連想させる品物は、火事のイメージに繋がる為、新築祝いや新店舗開店祝い等には避けるべきものとされています。
従って、灰皿や卓上ライターなど直接火に関連するものや、火を連想させる赤い物も避けるべきと言われています。先に新築祝いの定番と記載した鉢植えの花や観葉植物を贈る場合も、赤い花や実のなるものは避けるのが無難です。
開店祝い等の胡蝶蘭が白の花が一般的で、華やかな赤やピンクが飾られていないのもこれと同じ理由からです。

2.新居を傷つける壁掛けの品物
部屋を飾る絵画や、実用的でインテリアともなる壁掛け時計が良いのではと考える方もおられるでしょう。しかし、新居に金具を付けたりして傷を付けるようなものも避けた方が良いでしょう。
時計を贈る場合には、壁掛け時計ではなく、置時計とした方が無難と言えます。

贈る時には手紙を添えるのがお勧めです

品物にせよ、現金にせよ、新築祝いをする際には短い文章で良いので、メッセージを添えるのがマナーとしてお勧めです。
「ご新築、本当におめでとうございます。ささやかですが、お祝いの気持ちとしてお贈りしまので、お納め下さい。」といった言葉をメッセージカードに書いて添えるといっそう心が伝わり、マナーにも叶うと言えます。

まとめ

以上、新築祝いとして現金や品物を贈る際のポイントや、避けるべきポイントを書き綴りました。友人の新築祝いを考えられる時は参考にしてもらえると幸いです。



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