封筒A4サイズの書き方とマナーについて解説!




 

 

仕事上で書類を送る時や履歴書を送る時など、時々A4サイズの封筒を利用する事があります。

普通の封筒よりもサイズが大きいので、いざ宛名書きなどをすると、どこに書いて良いか?迷ったり、書いてもうまくバランスが取れなかったり、困る事はありませんか?

そんな方のために、A4サイズの封筒を使う時の書き方やマナーをまとめました。

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A4サイズの封筒とは?

A4サイズの書類を折らずにそのまま送りたい場合、一般的に「角2封筒(角形2号)」を使います。

角2封筒のサイズは、縦33.2センチ×横24センチです。

A4の紙のサイズは、縦29.7センチ×横21センチなので、書類を折りたたまずに、中に入れる事ができます。

また、大きすぎる封筒を使うのも適切ではないので、A4サイズの書類を郵送したい場合には、角2封筒を使う事をおすすめします。

 

縦書きと横書きはどちらが正しい?

宛名書きをする際に、縦書きで書くか?横書きで書くか?迷う事はありませんか?

正しく書いていれば、どちらの書き方でも間違えではありません。

ただ、ビジネスシーンなどで使う場合には、縦書きの方が良いとされています。

また、最近は宛名シールに印字して貼付する方法もありますが、手書きの方がより丁寧になります。

 

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封筒は縦で縦書きの書き方

まずは、一般的な縦書きの書き方になります。

(1)郵便番号

・郵便番号欄が印字されている場合は、枠内に書きます。

・右上に印字されている事が一般的です。

・郵便番号欄が印字されていない場合も、同じ場所に書きます。

・封筒の上部中央から右端までに、バランス良く7桁の数字を並べます。

 

(2)住所

・住所の書き始めの場所は、郵便番号欄を基準に場所を揃えます。

・郵便番号欄と住所の間は、1文字分のスペースを空けます。

・郵便番号欄の右端(7桁目の枠の右端)と、住所の右端を揃えて書きます。

・住所は、都道府県から書き始めます。

・住所が長い時には、無理に詰めて1行におさめず、区切りの良い場所から2行目に書きましょう。

・数字は漢数字を使います。

 

(3)宛名

・封筒中央に大きく書きます。

・住所の書き始めよりも、1文字下げた位置が、書き出しの場所です。

・会社に出す場合、(株)(有)などとせず、きちんと「株式会社」「有限会社」と書きます。

・部署名も書く場合には、会社名を書き出した場所からさらに1文字下げた位置に書きます。

・会社名や部署名だけ書く場合は、「様」とはせずに「御中」とします。

・個人名を書く時には、部署名からさらに1文字下げた場所に、少し大きめに書きます。

・会社名や部署名などなく、個人宛の場合は、封筒中央に大きめに名前を書けば大丈夫です。

・個人名の後ろには「様」を付けます。

 

(4)切手を貼る場所

・切手は、左上に貼ります。

・なるべく、ぴったりの金額の切手を貼ります。

・もし、複数枚の切手を貼る場合は、なるべく枚数を少なくしましょう。

・複数枚貼る場合は、縦に揃えて貼ります。

 

(5)自分の住所、名前

・封筒の裏面、中央より左側に書きます。

・郵便番号は、上から1/3あたりの位置になります。

・住所と名前は、表面の書き方と同じです。

 

4.封筒は縦のまま横書きの書き方

封筒は縦のまま横書きするパターンも増えてきました。

縦書きとルールが違うところを確認しましょう。

(1)郵便番号と切手

・縦書きの時と全く同じです。

 

(2)住所と宛名

・住所の書き始めは、切手の場所に合わせます。

・切手の下に3文字分ぐらいのスペースを空けて書きます。

・住所の書き出し場所が決まったら、その他のルールは縦書きと同じです。

・数字は、漢数字でも算用数字でも、どちらを使っても構いません。

・宛名のルールも縦書きと同じです。

 

(3)自分の住所、名前

・封筒の裏面、中央より左側に書きます。

・郵便番号は、下から1/3あたりの位置になります。

・裏面も横書きで書きます。

・住所と名前は、表面の書き方と同じです。

 

そのほかに気を付けること

・封をする時は、セロハンテープを使わずに、のりで貼ります。

書類にのりがつかないように気を付けましょう。

また、封をした中央に「〆」を書くことを忘れないようにしましょう。

・ビジネスシーンで使う場合、もし重要な書類を入れる時には、「重要」などと封筒に記載する事もあります。

その場合、縦書きでも横書きでも、表面の左下に書きます。

縦書きの場合は縦書きで、横書きの場合は横書きになります。

目立つように、赤色で書くことが一般的です。

また、「重要」と書いた文字を、さらに目立たせるために、赤ペンで四角に囲むことも多いです。

・必ず本人に開封してもらいたい郵便物の場合には、同じく左下に「親展」と書きます。

「本人以外の第三者は封を開けないで下さいね」という意味になります。

・角2封筒はサイズが大きいので、ボールペンで住所や名前を書くより、ボールペンよりも太いサインペンなどで書いた方が、バランス良く見えます。

・記念切手を貼る場合、封筒の中身と意味合いがそぐわない場合があるので、気を付けましょう。

(あまりおめでたい内容ではない物を送付する時に、記念切手を貼ると、記念切手の内容によっては、相手に失礼になる場合がありますので、気を付けて下さいね。)

 

まとめ

最近は、メールでやりとりをする事が多くなり、封筒を使う機会が減っています。

でも、いざ封筒を使う時には、正しいマナーで郵送する事が大事なので、ぜひこちらの内容を参考にして下さいね。




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