学校がメイク禁止なのはなぜ？その理由と大人たちの本心！

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学校ではメイク禁止の理由とは？

メイク禁止、の理由は、学生の本分は勉強である、から…このひと言に尽きます。華美な服装や髪型、メイクは勉強には全くもって必要がないんですよね。勉強をしに学校へ行っているはずなのに、かわいく見られたい、なんて気持ちは関係ないと大人は思っているからです。そんなことよりも勉強しなさい、ということなんですね。

ちなみに、メイクOKにした場合どんな弊害があるのか、というと、まず最初にトイレがものすごく混むようになってしまいます。鏡の前でメイク直しが行われたり、トイレの中でメイクしたり…休憩中にトイレを済ませることができなかった、なんてことにもなりかねません。

次に、見栄の張り合いだったり。変な上下関係みたいなものが生まれる可能性も低くはありません。限定のコスメを持っていることがステイタスになってしまったり、コスメを買うために禁じられているバイトをしたり、それどころか道を誤って万引きや援助交際でコスメを得ようとする子がいても不思議ではなくなってしまうんです。

そんなの…いいはずがありませんよね。

また、現実的に若い肌、幼い肌にはメイクがよくない、という根本的な理由もあります。というのも、思春期頃の肌ってすごく荒れやすいんですよね。例えばファンデーション、ニキビの上にのせたら…どうなると思いますか？

ほぼ間違いなく悪化してしまいます。皮膚は呼吸をしているんですが、フェイスパウダーやファンデーションは皮膚の呼吸を妨げてしまいますから。土日休日のみ、ならまだしも、平日までメイクをしてしまったら、大人になる頃には間違いなくボロボロな肌になってしまいます。

メイクは自分をきれいに見せるもの、ではありますが、肌をきれいにしてくれるもの、ではないのです。

メイクはどこまでが許される？

基本的にはノーメイクが一番だとは思いますが、透明マスカラであればつけていてもほとんど気付かれることはないでしょう。もしくはビューラー。まつ毛をカールしているから、ってそれだけでいきなり指導が入るということはないはずです。目をぱっちり見せたいのであれば、それくらいなら…許されるのかもしれませんね。

ただ、メイク禁止には例外があって、例えば顔に大きなあざがある場合、もちろん相談した上、ではありますが、隠すためのメイクが許可される場合があります。若白髪が多い場合は黒染めなら可、であることと同じような感覚でしょうか。

いじめにつながるような、誰もが見てわかるような傷等がある場合は、許可されることが多い気がします。もちろん、目が小さいから、とかそういう理由ではダメですよ。

そういった理由ではなく、やむを得ない理由がある場合は、その部分に限りメイクが許可される場合があります。

これからも禁止が続く？

これからも禁止は続くでしょう。禁止しないと、歯止めが利かなくなるからです。禁止していても、放課後になったらメイクする人たちが後を絶たないわけですから。メイクばかりに気をとられ、勉学がおろそかになってしまいます。そうしたら学校へ通うことの意味すらなくなってしまうから。禁止は続くと思います。

また、ルールを守る、という、社会生活を送る上で大切なことを学ぶために、そういった規制をなくしてしまうのはよくないことです。決まりを守る、その姿勢が大事なんです。

まとめ

そもそも制服にメイクって似合わないんですよ。学生服は学生のための服、ですから。学生は勉強をする人、なんですよね。似合うはずがないんです。

かわいくしていたい、かわいくなりたい、その気持ちはすごくわかります。禁止されているからこそしてみたくなる、そういうのもあるかもしれません。ただ、子どもが背伸びして大人っぽくするメリットって…親である私たちからして見れば、ほとんどがないんですよね。

メイクをして派手にしていれば、当然悪い男性だって寄って来やすくなります。男性は単純なので、メイクをしている＝遊んでいる、という風に見られることもあるわけです。子ども、とは言っても、生理が始まっていれば妊娠してしまう可能性だってあるわけです。その時の責任を自分で全て取ることができるのでしょうか？…できませんよね。だからこそ心配するんです。

大人ぶっても…大人じゃないんですから。それよりもやるべきこと、勉強をやってほしいんです。高校卒業程度の知識がなければ就職するのだって困難です。今メイクしたいから、と。今だけのことを考えずに、将来のことをきちんと考えてほしいと…大人たちは考えているのです。