安くて早いサーモスの保温調理器シャトルシェフの賢い使い方!




みなさん、「シャトルシェフ」はご存知でしょうか?

シャトルシェフとは、「保温調理」ができる調理器具です。

短時間火にかけた調理鍋を保存容器で保温し、予熱で食材に火を通す、というのが保温調理になります。手間と光熱費が節約できる「ほったらかし調理」とも呼ばれ、忙しいワーキングマザーを中心に人気を集めています。

家庭用のステンレス製魔法瓶サーモス(THERMOS)を製造・販売しているサーモス株式会社が販売しているこのシャトルシェフの紹介をしたいと思います。

 

どんな料理をつくるのがシャトルシェフには適しているのでしょうか?

一言で言うと、「保温」が必要な料理です。「汁物」と言ったほうがイメージしやすいかもしれません。味噌汁やちょっとしたスープだけでなくカレーや角煮、おでんまで、様々な料理をこのシャトルシェフで美味しくつくることができます。ローストビーフや甘酒を自宅でつくりたい方にもおすすめですよ。

今回は、シャトルシェフの賢い使い方についてまとめてみました。

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シャトルシェフの基本的な使い方。間違った使い方をすると腐ることもあるので要注意!

 

シャトルシェフは2つの鍋があることが特徴です。

ひとつは、調理する際に直接コンロに火をかけるときに使用する「調理鍋」。

もうひとつは、その調理鍋を保温するための「保温容器」。魔法瓶になっているため保温性能は抜群です。

保温するときには保温容器の中に調理鍋を入れるということになります。バッグinバッグならぬ、鍋in鍋の状態にするわけです。

 

次にシャトルシェフの基本的な使い方をご紹介します。

①調理鍋を保温容器から取り出し、材料を入れて火にかけ沸騰させる。

②調味料を入れ味付け。加熱をする。材料にじゅうぶんに火をとおす。

③調理鍋を火からおろして保温容器にいれ、しばらくそのままにする。

④しっかりと味が染み込み調理ができたら完成。

以上が、シャトルシェフの基本的な使い方ですが、気をつけたいのが「腐敗」。

 

サーモス株式会社のホームページにも記載されていますが、あまりに長時間(4人分で8時間以上)保温容器に入れて保温しておくと腐ってしまうことがあります。

腐敗をさけるために、長時間保温をする場合は、途中で何度か火を通す必要があります。

 

これさえ気をつければ、簡単に美味しく煮込み料理をつくることができるでしょう。

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シャトルシェフでおでんをつくろう。

基本的な使い方をご紹介したところで、つぎにご紹介したいのがおでんづくり。

コトコト煮込んでつくるおでんは、寒い冬にこそ食べたい料理です。

 

おでんを早くおいしく作るには、圧力鍋がいいとよく聞きます。シャトルシェフとどちらがよいのでしょうか?

おでんを圧力鍋でつくると短時間で味が染み込んでおいしくできると様々なメディアで紹介されていますが、このおでんほどシャトルシェフの力が発揮できるものはありません。

圧力鍋でおでんをつくると、短時間で煮込むことができるのはよいのですが、圧力で柔らかく空気を多く含む種がつぶれてしまうという問題がありました。w私が圧力鍋でおでんをつくるときは、圧力鍋を使うのだから仕方がないと諦めて、がんもどきやはんぺんなどは別の鍋で煮込み、あとから追加していました。これだと手間がかかってしまいますよね。

 

シャトルシェフでは、魔法瓶の保温機能を使ってじっくりと煮込んでいくので、に種がつぶれてしまうということがありません。

 

低い温度でじっくりと煮込むからなのか、大根も食感が残っておいしく煮ることができます。

じゃがいもは腐りやすいので長時間煮込む際には注意が必要です。

 

時間があるときはシャトルシェフ、急いで手早くつくりたいときは圧力鍋を使う、など場面によって使い分けるのが賢い使い方なのかもしれませんね。

 

 

シャトルシェフが本領発揮するのは野外でこそ!キャンプで使ってみよう。

熱をあまり使わなくても調理ができるということでシャトルシェフの活躍が期待できるのが、キャンプなど野外で調理をするシーン。

 

キャンプだと、自宅での調理と比べてコンロの数が少ないことがありますよね。せっかくキャンプに来たのだから、大人数で多くの種類の料理を楽しみたいと思ってもコンロの数が少ないのであきらめてしまったという人も多いと思います。

シャトルシェフであれば、最初の調理のときは一度火にかけてしまえば、あとは保温容器に入れておいておくだけ。保温している間はコンロを占有しないので、他の料理をつくることができます。

なので、これまでキャンプでは敬遠されがちだった、長時間火にかけていなければ作ることができない料理も遠慮することなく作ることができるでしょう。

 

さらに、お米をシャトルシェフで炊くのもおすすめです。

保温容器にいれておけば、炊飯器のようにいつでも温かい温度の白米を食べられます。炊いたご飯は鍋で温めづらいので、キャンプでご飯を炊きすぎてしまったときに、冷めてしまった白米に困ることがよくあります。しばらくの間、温かい状態で保たれるので、シャトルシェフなら安心です。

家では当たり前のように使っている電子レンジがないキャンプの場面では、地味に助かりますよね。

 

 

まとめ

以上、シャトルシェフの賢い使い方についてまとめてみました。

シャトルシェフには良い面もたくさんありますが、腐敗など使い方に注意が必要なこともあります。

 

冬の寒い時期に嬉しい体がほっこりとあたたまる料理を、シャトルシェフを使って、家でもキャンプでも美味しく賢く作ってみてはいかがでしょうか?




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