雑巾を縫うのにミシンが進まない!対処法は?




雑巾をミシンで縫いたいけれど、パワーのないミシンだと上手に縫えない時がありますね。

縫い始めたもののうまくいかなくって、お店に買いに行くようなこともあります。既製品でもいいけれど、もらいもののタオルがたくさんある、

古タオルを雑巾にして処分したい人もいるでしょう。家庭用のミシンでささっと雑巾を縫う方法はあるのでしょうか。

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雑巾をミシンで縫うときに進まない時の対処

タオルで雑巾の形を作りミシンにセットしても、全く針が進まない時があります。

タオルから作る場合、重なって分厚くなった部分のせいでうまく布送りが働かなくなるのです。

また最近の柔らかいタオルは毛足が長く飛び出していることなどあり、気付いたらパイルに下糸が絡んでぐちゃぐちゃになることもあります。
進まない時には知らないうちに糸が絡んでいますので、動かなくなったらミシンを止めてすぐに裏をチェックしてみて下さい。

ミシンは布をたくさん縫っているうちに毛埃が付着して機械自体の動きが悪くなってしまいます。

メンテナンスは必須ですので、まずはミシンの説明書を見て機械用の油を差してください。これだけで滑らかにミシンは動くようになります。

最初のうちは油が布に染み出しますが、雑巾なのでそれほど神経質になることもありません。これで無理な場合、使っている針も確認してみて下さい。
針も使ううちに劣化してしまいますので引っかかって進まない時などには針を変えてみることも必要です。

ミシンで糸が絡んでしまうのはスピードが速すぎるせいもあります。
油を差してしばらく動かしていると、機械に油がなじんで滑らかに動くようになりますので様子を見ながら動かして下さい。

縫い目は粗くして問題ありません。あまり細かく縫うと雑巾を絞る時に固くて使いにくくなってしまうからです。

縫っている途中で進まない時には、一度ミシンを止めて手でゆっくりと回してみましょう。
また分厚い部分では押さえを上に上げて手だけでひっぱって布が進むように促してあげます。ミシンによって可能な厚みというのが異なります。

全く進まない、押さえを上げても隙間が全くないという場合には、タオルが分厚すぎることも考えられます。タオル選びから考えてみる必要がありますね。

ミシンが止ってしまうのは、布が分厚くて固すぎると針が刺さらないため止ってしまうからです。

無理にミシンを動かすと針が折れる心配もあるので気をつけて下さい。この方法を試すことでミシンが進みやすくなります。うまくいかない時には焦らずに試してみましょう。

またミシンは段差を乗り越えるのが不得意で、段差がある部分で止りやすいです。

そういう時には段差ができないように厚紙などを押さえに挟んで水平になるようにします。これだけでもスムーズに動くようになります。

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楽にミシンで縫う方法

楽にミシンで縫うためには、まずはタオル選びが大切です。

ホテルタオルのような厚手のタオルというのは使い心地は良いのですが、厚みがあるため雑巾にするのは難しいです。

粗品でもらうような薄手のタオルから作ると楽にミシンで作れます。

薄すぎると使い勝手が悪くなってしまいますので、百均で手に入る程度の程よい厚みのものを選びましょう。
また古いタオルから作る際には長方形の形が歪んでいることもありますので、使っている時には気付かない程度の歪みがあったりします。

一度ピンとのばしてアイロンを当ててからのほうが縫いやすくなります。少し手間でも古タオルから作る際には洗いなおしたり、アイロンかけをして四角くなるように調整しましょう。

どうしても四隅が揃わないのなら、ただ半分に切るだけではなく四角に切り落としてしまいましょう。

失敗するのが不安な人はまち針を止めて縫っても良いですが、雑巾という性質上それほど神経質になることもありませんね。特に新しいタオルならずれる心配もそれ程ありません。

簡単にミシンで縫うためにはまずタオルの断ち方を変えてみるとうまくいきます。タオルから雑巾を作る際には、フェイスタオルのサイズならまず半分に切って作る人が多いですよね。

この時、真ん中で半分に切ったあと、タオルの両端の折り重なって固くなっている部分も一緒に切り落としてしまいます。

この部分は三重くらいの厚みがありますので、うまく家庭用のミシンが進まなくなってしまうのです。

切り落としたあとこのまま縫ってしまっても良いですが、使っているうちに糸がほつれてゴミが出来てしまいますので切り落とした端部分は始末する必要があります。

半分に切ったタオルを雑巾の表にする部分を内側にして半分に折り、端を切り落とした部分だけまっすぐに縫います。縫ったあとに裏返せばこれで端の始末は終わりです。

筒状になったタオルのあとはいつも通り、四隅とクロスに縫っていくだけです。少し手間に感じますが、タオルは端を切り落とすだけで簡単に縫うことができるのです。

タオルから雑巾を作る場合、まず針を落とすのは端から1,2cmはなれた場所からスタートして下さい。
切り落としてもタオルの両端は多少の厚みがあるのでここから始めるとミシンが進まない原因にもなります。はなれた部分から返し縫いでスタートして、端まで来たらそのまま前に縫い進めます。

最初の始末もしながら縫うことができる方法です。

ミシンで縫う際にはまず周囲から縫って斜めに横切るように縫いますが、中央部分をXではなくVにすると一筆書きで縫うことができます。

この方法なら一度も糸を切ることなく全てが縫えてしまって簡単です。どの辺から縫っても問題はありませんが、周囲をぐるりとまず縫うとずれる心配がありません。
他にも周囲を縫ったあとにぐるぐるとタオルを回しながら円状に縫う方法、ジグザグに縫っていく方法など色々あります。その時の気分で色んな縫い方をしても楽しいですね。

まとめ

雑巾は既製品が手軽に購入できますが、家庭用ミシンでも実は簡単に縫うことができます。

裁断をまとめてしておけばあとは同じようにどんどん縫っていけますので、慣れたら1枚5分くらいであっという間に完成してしまいます。
普段ミシンを使わないという人は、雑巾でミシンに慣れておくのも良いですね。



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