餅つきの臼を手入れや保存する方法!




さあ、餅つきも終わってゆっくりしたい!!けど、使い終わった臼や杵ほったらかしには出来ませんよね。

では、餅つきに大切な臼のお手入れ方法をご紹介しましょう。

臼はデリケート
餅つきで使う臼は非常にデリケートです。適切な手入れを怠るとカビが生えたりひび割れをおこしてしまいます。
非常にデリケートなものですので大切に長く使い続けるには手入は必ず必要といえるでしょう。

使い終わったらすぐにタワシで洗い確実に臼についている米粒や餅を取り除きましょう。残っているとそこからカビが生えてしまいますよ。

水でももちろん大丈夫ですが、米のとぎ汁を入れてからタワシでゴシゴシこすると簡単にこびりついた餅がとれます。
きれいになったらタオルで水分をふき取りましょう。そのあとはできるだけゆっくりと乾燥させます。

急速に乾かすとひび割れの原因になってしまいますので気をつけましょう。

基本的な手入れは以上となりますが、餅つきに欠かせない大切な臼を大切に保管するためにはいくつかの注意点がありますので、ご紹介します。

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大切な臼に最適な手入れ方法・保管方法

臼には水分は大敵ですのでしっかり乾かしましょう。直射日光は避け、臼を横向きにて寝かせます。

直接床に置くのは避けましょう。すのこなどの上に置くといいでしょう。空気の通り道をつくり全体をしっかり乾かすことが大切です。1~2日しっかりと乾かしましょう。

見た目と手で触り濡れていないことを確認したら保管しても大丈夫です。

保管場所は極度に乾燥しないように注意が必要です。涼しくて比較的暗い場所に保管しましょう。適度に湿度と低温状態がキープできる環境が最適です。

冷暖房のある場所や日が当たるような場所はNGです。また、風があたる場所や高温になる場所も避けましょう。
ただし、極端にジメジメした場所もカビ生えの原因になりますので注意しましょう。

保管方法は、たる木(細い角材)の上に臼を乗せます。その際に毛布などの布を掛けておきましょう。杵も同様に毛布などをかけておくといいですね。ヒビ割れの大敵極度な乾燥を防いでくれます。

シートなどは湿気が逃げないためやめておきましょう。やってしまいがちなので気をつけましょう。通気性のあるものを使いましょう。

また、臼の中に竹炭・木炭を入れて保管してみたら湿気を吸うのでよりカビが生えにくくなります。

あとは、時々観察をしてアルコール消毒液を臼内部に噴出して定期的に手入れをしましょう。カビはもちろんヒビ割れも防げて一石二鳥です。
餅つきに大切な臼です。しっかりと手入れをすると修理や修繕する必要もなく自宅で保管することが出来ますね。毛布・木炭や竹炭・アルコール消毒液などあるとより良い環境づくりが出来るものはぜひ用意しておきましょう。

それでもカビが生えた!ヒビ割れた!
そんなこともあるかも知れません。だけど気を落とさずに。

生えたしまったカビには、適量の重曹を入れクレンザーの様に少量の水を加えタワシでゴシゴシこすってみましょう。初期段階のカビは洗えばすぐに落ちます。重曹はニオイもとってくれます。

頑固そうなカビには、サンドペーパー150番くらいでこすりましょう。表面のカビは落ちますが木にしみついてしまったカビは落ちにくいです。アルコール消毒や熱湯消毒を行いましょう。キッチンハイターも使えます。適量の水で薄めて臼の穴の中に入れます。

ヒビ割れは、大切に手入していてもどのような臼でも経年劣化とともに割れたり傷みが出てきてしまうこともあると思います。大きく割れてしまい水がすぐに漏れてしまったり餅つきの際に餅に木くずが混じってしまうようになったら修理が必要です。購入店に連絡するか、臼の修理・修繕業に連絡しましょう。購入してから3年ほど経った臼はとてもヒビ割れしやすくなってきます。なので、購入後3~5年目あたりに修理・修繕をすれば木も落ち着いてとても長持ちするといわれています。

まとめ

・使い終わったらすぐに洗う。

・そのあとはゆっくりと時間をかけて乾かす。

・確実に乾かしたあとに保管する。

・保管は直射日光の当たらない比較的暗い場所に保管する。適度に湿度と低温状態がキープできる環境が最適。

・冷暖房のある場所や風があたる場所や高温になる場所はNG

・保管方法は、たる木(細い角材)の上に臼を乗せ毛布など通気性のある布をかけておく。

・定期的にアルコール消毒液を臼内部に噴出して手入れをする。

・木炭や竹炭を臼の中に入れておく。

・購入後3~5年目あたりに修理・修繕をすれば長持ちする。

上記のことを参考にしていただければ、あなたの大切な臼も長く良い状態でお使いいただけると思います。

手入れや保管に気をつけていてもどうしてもカビやヒビ割れに悩まされたときは、業者や購入店でも対応いただけるので安心ですね。杵も同様に手入れして長く使って下さいね。

これで毎年の餅つきも安心して行えますね。臼はデリケートなものですので定期的なお手入れが大切といえますね!




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